受けの杖の持ち方や扱い状況によって、取りは杖を持つ位置や持ち方を変えます。
これを考えて行うではなく自然に対応できるよう鍛錬しましょう。
今回は、受けが中段突きで攻撃した状況(杖の後方部を諸手で掴んでいる状態)で呼吸投げを行います。
従いまして、受けと取りは杖を挟んで遠間の位置に相対することになります。
【動画の順番】
(1) |
逆半身呼吸投げ |
(2) |
相半身呼吸投げ |
(3) |
相半身呼吸投げ その二 |
【ポイント】
杖は握らないで添える感覚で扱うことが大切です。
受けの杖を持つ力・動きを指で感じ、手首の絞りと返しで相手を崩せるように稽古してください。きっと素手で行う片手取り、両手取り、諸手取り、後ろ両手取りの色々な技の時に効果が現れることでしょう。